美浦 田中剛 厩舎
■ 調教状況 ■ サンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／１６年募集 ２歳戦からハイレベルな完成度を求められるいま、初世代からクラシック登竜門の重賞ウイナーを輩出し、ポテンシャルの高さを示した父の第３世代です。その父とよく似た筋肉量豊富で大きなトモのデキから、大出力のエンジンを搭載していることは明らかで、すでに強烈な存在感を放ち遅生まれであることを感じさせません。首の柔軟性や肩の回転性に優れて完歩がよく伸び、一気に加速してゆくその走りは抜群のスピード感に富むだけに、芝コースの長い直線を鮮やかに抜け出す姿が容易に想像できます。強者のライバルにも果敢に競走を挑むとても勝ち気な気性も、本馬の個性を際立たせています。
ウイングオブラックの15
牡馬・栗毛・２０１５年５月８日生れ（美浦 田中剛)
生産：白老ファーム・繋養：早来ファーム 全４０口●総額１,６００万円
馬名：ウイングセクション
英名：Bubble with Joy（英語）
由来：「喜びで沸き立つ」の意。母名からの連想。
ダノンシャンティ
2007 黒鹿フジキセキ
1992 青鹿*サンデーサイレンス Halo Wishing Well *ミルレーサー Le Fabuleux Marston's Mill Chansonnette
*シャンソネット
2000 鹿毛Mark of Esteem Darshaan Homage Glorious Song Halo Ballade ウイングオブラック
1999 鹿毛Brian's Time
*ブライアンズタイム
1985 黒鹿Roberto Hail to Reason Bramalea Kelley's Day Graustark Golden Trail Bubble Wings
*バブルウイングス
1992 鹿毛In the Wings Sadler's Wells High Hawk *バブルプロスペクター Miswaki *バブルカンパニー(1)
母の父：
*ブライアンズタイム Brian's Timeは米国産,北米５勝,フロリダ ダービー-ＧT。本邦２歳チャンピオンサイアー。
【ＢＭＳ：主な産駒】ディーマジェスティ(皐月賞-ＧT),エスポワールシチー(ジャパンＣダート-ＧT),スリーロールス(菊花賞-JPN1),
ビートブラック(天皇賞・春-ＧT),ティコティコタック(秋華賞-JPN1),ブルーコンコルド(南部杯-JPN1)
母：
ウイングオブラック(99 *ブライアンズタイム)２戦。産駒
フライングメリッサ(04 牝 鹿 ダンスインザダーク)３勝,秩父特別(芝2000ｍ)。産駒
｜ マイネルラフレシア(牡 ジャングルポケット)２勝,アイビーＳ-OP(芝1800ｍ),プリンシパルＳ-OP２着,
｜ 東京スポーツ杯２歳Ｓ-ＧV３着,現役
フェザー (06 牝 鹿 キングカメハメハ)北海道(公)１勝
シルクレイノルズ (08 牡 青鹿 スペシャルウィーク)２勝,川俣特別(芝2000ｍ)
ウインエポナ (09 牝 黒鹿 ゴールドアリュール)東海(公)１勝
フライトゥザピーク(10 牡 黒鹿 フジキセキ)入着,岩手(公)１勝
ウイングオブハーツ(11 牡 黒鹿 ハーツクライ)入着,岩手(公)２勝
ウイングオブスカイ(12 牝 鹿 *ウォーエンブレム)南関東(公)１勝,現役
クレアチュール (13 牝 黒鹿 スペシャルウィーク)北海道(公)１勝,南関東(公)１勝,現役
２代母：
*バブルウイングス Bubble Wings(92 In the Wings)仏国産,英４勝。産駒
ショウナンパントル(牝 *サンデーサイレンス)最優秀２歳牝馬,２勝,阪神ジュベナイルフィリーズ-JPN1,新潟２歳Ｓ-JPN3２着。産駒
｜ ショウナンアチーヴ(牡 ショウナンカンプ)３勝,ニュージーランドＴ-ＧU,からまつ賞,
｜ 朝日杯フューチュリティＳ-ＧT２着,現役
ショウナンアクロス(牡 ダンスインザダーク)４勝,ホンコンジョッキークラブＴ,神奈川新聞杯,百日草特別,芙蓉Ｓ-OP３着
フェアノータム(牝 アグネスタキオン)２戦。産駒
ショウナンマハ(牝 *タイキシャトル)４勝,ＨＢＣ賞,石打特別
３代母：
*バブルプロスペクター Bubble Prospector(84 Miswaki)米国産,愛１勝。産駒
ザッツザプレンティ：３勝,菊花賞-JPN1,ラジオたんぱ杯２歳Ｓ-JPN3,ジャパンＣ-ＧT２着,
｜ ダービー-JPN1３着。種牡馬
マニックサンデー：２勝,４歳牝馬特別(東)-JPN2
ウインシュナイト：５勝,巴賞-ＯＰ,下鴨Ｓ,小倉大賞典-JPN3２着
*バブルウイングス Bubble Wings：英４勝。ショウナンパントル(最優秀２歳牝馬,阪神ジュベナイルフィリーズ-JPN1)の母,
｜ ショウナンアチーヴ(ニュージーランドＴ-ＧU)の祖母
バルナバス Barnabas：不出走。フォンタネリーチェ Fontanelice(ドルメーロ賞-ＧU,プリミパッシ賞-ＧU)の祖母
ウイングセクション 牡５ （美）田中剛 本賞金 ￥９００ 総賞金 ￥２,３６５ (１７戦 ２- ０- ４- ０- １-１０) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 20/08/09 2新潟6 信濃川特別 11 荻野極 ８ 54 芝2000 不 2.03.5 1.7 -12-12 37.6 498 \0 20/07/12 2福島4 １勝クラス １ Ｍ.デムーロ ６ 57 芝2000 重 2.04.5 -0.2 14-11- 2 38.5 500 \7,600 20/06/21 3東京6 １勝クラス ３ Ｍ.デムーロ ３ 57 芝2400 稍 2.27.6 0.7 5- 2- 3 36.0 500 \1,900 19/12/15 5中山6 １勝クラス 11 内田博幸 ５ 57 芝2200 良 2.16.3 0.8 18-17-15 34.8 494 \0 19/11/17 3福島6 １勝クラス ５ 内田博幸 ３ 57 芝2600 良 2.42.2 0.8 7- 5- 4 37.1 490 \750 19/11/02 3福島1 磐梯山特別 ３ 荻野極 ９ 57 芝2600 良 2.39.1 0.1 7- 7- 7 36.3 484 \2,600 19/07/20 2函館5 横津岳特別 ８ 荻野極 ５ 57 芝2600 良 2.44.2 1.8 3- 2- 2 38.1 488 \0 19/06/30 1函館6 500万下 ３ 荻野極 ９ 57 芝2600 稍 2.42.3 0.2 5- 2- 2 37.5 488 \1,900 19/03/02 2中山3 500万下 ６ Ｆ.ミナリク ５ 57 ダ1800 良 1.54.9 0.8 8- 9- 8 38.6 490 \0 19/02/02 1東京3 500万下 ３ Ｆ.ミナリク ７ 57 ダ1600 稍 1.37.7 0.4 - 5- 4 37.7 490 \1,900 19/01/19 1中山6 500万下 12 江田照男 15 56 芝2200 良 2.15.3 1.2 8-12-13 37.0 494 \0 18/12/02 4中京2 500万下 11 吉田隼人 10 55 芝2200 良 2.14.9 1.3 5- 5- 3 36.1 486 \0 18/08/26 2新潟10 500万下 11 江田照男 ６ 54 芝2200 稍 2.15.2 0.9 6- 5- 5 37.1 476 \0 18/08/05 2新潟4 燕特別 ７ 江田照男 ９ 54 芝2200 良 2.12.1 1.3 12-10-12 35.6 474 \0 18/06/03 3東京2 ホンコンジョッキークラブＴ ８ 江田照男 ８ 54 芝2000 良 2.00.3 0.6 3- 3- 3 34.3 478 \0 18/05/19 1新潟7 早苗賞 ６ 吉田隼人 ６ 56 芝1800 重 1.51.2 0.6 - 5- 6 35.1 476 \0 17/12/24 5中山8 新馬 １ 江田照男 ９ 55 芝2000 良 2.06.2 -0.2 6- 3- 3 35.6 484 \7,000
■ 20/08/09 新潟 信濃川特別 ８月９日(日)新潟10Ｒ・信濃川特別(芝2000ｍハンデ)に54kg荻野極騎手で出走し、勝ち馬から１秒７差の11着、馬体重はマイナス２kgの498kgでした。レースは後方３番手を追走、道中外めを進みました。最後の直線で早めに仕掛けましたが、思うように伸びませんでした。 レース後の田中剛調教師は「荻野極騎手より『馬場が悪く、道中ノメッていた』とのことです。またゲート入りが悪く、JRAよりゲート再審査を課せられてしまいました。続けて使いましたので、リフレッシュを兼ねて、来週山元ＴＣに放牧する予定です」と話しています。 ■ 20/07/12 福島 １勝クラス ７月12日(日)福島８Ｒ・芝2000ｍ戦に57kgデムーロ騎手で出走し、２着に１馬身差をつけて優勝、新馬戦以来の２勝めを挙げました。勝ちタイムは２分４秒５。馬体重は増減なしの500kgでした。レースは最後方を追走、道中外めを進みました。３コーナー手前から大外を通って捲っていき、４コーナーで先頭に立ちました。最後の直線でも脚色は衰えず、そのまま押し切っています。 レース後のデムーロ騎手は「押していくとハミを噛んでしまうので、前半は本馬の気持ちに任していきました。３コーナーからゴーサインを出したら、良い脚をみせてくれました。2000ｍがちょうど良いですね」、田中剛調教師は「デムーロ騎手がうまく乗ってくれました。前走の経験が活きたと思います」と話しています。 ■ 20/06/21 東京 １勝クラス ６月21日(日)東京８Ｒ・芝2400ｍ戦に57kgミルコ・デムーロ騎手で出走し、勝ち馬から１馬身１/２、３馬身差の３着、馬体重は前走から６kg増の500kgでした。後方からのレースとなりましたが、向正面で２番手まで押し上げました。そのままの位置取りで直線を迎えると、外めでジワジワと脚を伸ばしましたが、内の２頭には差をつけられています。 レース後、田中剛調教師からは「向正面で引っ掛かってしまったうえに、外からマクられて、さらに行きたがっていたようです。それにしては最後まで頑張ってくれました。次走では距離を短縮して、７月12日(日)福島・芝2000ｍ戦に向かう予定です」とのコメントがありました。 ■ 19/12/15 中山 １勝クラス 12月15日(日)中山12Ｒ・芝2200ｍ戦に54kg内田博幸騎手で出走し、勝ち馬から０秒８差の11着、馬体重は前走から４kg増の494kgでした。スタートで出遅れてしまい、最後方でのレースを強いられました。直線に入ってからはジワジワと脚を使いましたが、中団まで押し上げたところでゴールとなりました。 レース後、内田博幸騎手は「カカる面があると聞いていたので、それほど返し馬をやらずにレースに臨みました。その結果、ゲートの中で落ち着きすぎていて、出遅れてしまいました。また、外に馬がいて、外に出すのが遅くなってしまったのも痛かったですね。強めに返し馬を行い、気を入れていれば、違った結果になったと思います。今日は上手くいきませんでした」とのことで、田中剛調教師からは「出遅れるのは想定外でした…。状態は良かったので力を出せず残念です」とのコメントがありました。 ■ 19/11/17 福島 １勝クラス 11月17日(日)福島８Ｒ・芝2600ｍ戦に57kg内田博幸騎手で出走し0秒8差の5着、馬体重はプラス6kgの490kgでした。スタートで少し立ち遅れ、後方からのレースになりました。2周目の向正面から早めに外から進出していき、４コーナーでは４〜５番手まで上がって直線を迎えました。しかし、直線でのもうひと伸びがなく、掲示板を確保したまででした。 騎乗した内田騎手は「スタートが悪く、そこから無理に位置を取りに行ってもしょうがないので、最初は控えました。その後、ペースが落ち着いていたので早めに上がっていきました。3コーナーあたりまではとても手応えがよかったのですが、そこから直線にかけてハミをとらないところがあり、フワフワとした走りになってしまいました。そのぶん、バテてはいないのですが、伸びきれませんでしたね。前走などはかなりカカるところがあったと聞いていたのですが、今日はむしろ落ち着きすぎているくらいでした。前走との比較はできませんが、間隔が詰まっていた影響などもあったのでしょうか……」とコメントしています。 ■ 19/11/02 福島 磐梯山特別 11月２日(土)福島10Ｒ・磐梯山特別(芝2600ｍ)に57kg荻野極騎手で出走し、勝ち馬から1/2馬身、クビ差の３着、馬体重は前走からマイナス４kgの484kgでした。縦長の展開の中、中団の内につけてレースを進めました。手応えよく最後の直線を迎え、馬群の中を伸びてきましたが、僅かに及びませんでした。 レース後、荻野騎手は「左に張る馬なので、田中剛調教師と相談してハミを工夫しました。それがプラスに作用したと思います。道中は折り合ったし、４コーナーで行き場をなくして追い出すタイミングが遅れましたが、しっかりと伸びてくれました」と話しています。 ■ 19/07/20 函館 横津岳特別 ７月20日(土)函館10Ｒ・横津岳特別(芝2600ｍ)に57kg荻野極騎手で出走し1秒8差の8着、馬体重は増減なしの488kgでした。五分のスタートから、道中は３番手の好位を追走しました。勝負処からハナを切る馬と２頭でスパートをかけていきましたが、直線入口では後続に並びかけられてしまい、直線で一杯になってしまいました。 騎乗した荻野騎手は「イメージよりも前の位置で競馬ができました。流れもゆったりでしたし、これならば展開も向きそうと思ったのですが、４コーナーで手応えが怪しくなってしまいました。ストライドの大きい馬で、前回はしっかりと最後まで伸びてくれていましたが、今日はそんな感じではなかったので、もしかしたら前走の疲れが少し残っていたのかもしれません」とコメントしています。 また、田中剛調教師は「馬に忙しい思いをさせてしまい、馬に対しても出資会員の皆様にも申し訳ありませんでした」と話しています。 ■ 19/06/30 函館 500万下 ６月30日(日)函館９Ｒ・芝2600ｍ戦に57kg荻野極騎手で出走し、勝ち馬からコンマ２秒差の３着、馬体重はマイナス２kgの488kgでした。レースは中団外めを追走しました。２周めの向こう正面で３番手に押し上げて、４コーナーで仕掛けると、長く良い脚を使って伸びてきましたが、逃げ馬を捕まえられませんでした。 レース後の荻野極騎手は「道中は力みがちな走りでしたが、最後まで踏ん張りが利いていました。渋った馬場も平気でこなしており、パワーを感じました。うまく流れも向きましたね。洋芝にも適性があると思います」と話しています。 ■ 19/03/02 中山 500万下 ３月２日(土)中山９Ｒ・ダート1800ｍ戦に57kgミナリク騎手で出走し、勝ち馬から０秒８差の６着、馬体重は前走から変わらず490kgでした。中団からレースを進めると、直線では内めからジワジワと脚を使いましたが、掲示板まであと一歩のところで手が届きませんでした。 レース後、ミナリク騎手は「スタート後すぐに砂を被り、馬がびっくりしてかかってしまいました。道中で落ち着かせることはできましたが、前半がスムースでなかった分、最後は力を発揮できませんでした。1800ｍの距離は大丈夫です」と話しています。 ■ 19/02/02 東京 500万下 ２月２日(土)東京８Ｒ・ダート1600ｍ戦に57kgミナリク騎手で出走し、勝ち馬からクビ差と２馬身半差の３着、馬体重は前走からマイナス４kgの490kgでした。遅れ気味にスタートを切りましたが、積極的にポジションを取りにいきました。先団の外めで流れに乗り、直線ではしぶとく脚を使うも勝ち負けとはなりませんでした。 レース後、ミナリク騎手は「ゲートの中で左右に動いて少し出遅れてしまいましたが、スタートしてからは集中して走ってくれました。道中は良い行きっぷりでしたので、馬の気に任せて進めました。最後までしっかり走ってくれましたよ。砂を被る競馬をしたらわかりませんが、ダートの走りも良かったと思います。中山コースなら1600mや1800mぐらいが合うでしょう」と、田中調教師は「ダートも良さそうですね。12月からの連戦で疲れも溜まっていると思います。３着で優先出走権を得ましたが、来週山元ＴＣに放牧に出します」と話しています。 ■ 19/01/19 中山 500万下 １月19日(土)中山７Ｒ・芝2200ｍ戦に56kg江田照男騎手で出走し、勝ち馬から１秒２差の12着、馬体重は前走からプラス８kgの494kgでした。レースは中団内で流れに乗りました。最後の直線では進路が狭くなる場面もあり、着順を上げられませんでした。 レース後、江田騎手は「いつもグッとハミを取ってしまうので、道中はそっと乗りました。その分、手応えは良かったのですが、前が壁になってしまいました」と話しています。 ■ 18/12/02 中京 500万下 12月２日(日)中京８Ｒ・芝2200ｍ戦に出走、勝ち馬から１秒３差の11着、馬体重はプラス10kgの486kgでした。レースは出遅れて中団後方を追走、道中外めを進みました。向こう正面で徐々に押し上げて５番手につけ、４コーナーでは先頭集団に並びかけて、最後の直線を迎えました。最後の直線では早めに仕掛けましたが、直線半ばで失速してしまいました。 レース後の吉田隼騎手は「道中はジッと我慢をするつもりでしたが、途中からペースが遅くなってしまい、ハミを噛んで掛かってしまいました。その分、最後の直線で脚が上がってしまいました。本日の内容ですと、距離を短くした方が良さそうです」と話しています。 ■ 18/08/26 新潟 500万下 ８月26日(日)新潟７Ｒ・芝2200ｍ戦に54kg江田照男騎手で出走し、勝ち馬から０秒９差の11着、馬体重は前走から２kg増の476kgでした。スタートを決めると、６番手のいい位置につけました。向正面でインペリアリフィズ号がマクッたところで本馬は無理には追いかけていかず、少しポジションを落として直線を迎えました。直線入口から仕掛けるとしっかりと反応しましたが、直線半ばで進路がふさがってしまいました。満足に追えないままで、レースが終わっています。 レース後、江田照男騎手からは「思っていたよりもいい位置で競馬ができました。向正面でマクられましたが、あまりそこで無理に動かすと良くないので軽く促す程度で追走しました。力を残して直線を迎えたものの、直線では進路が狭くなってしまいました。間を突こうと試みましたが思うようにシュッという脚が使えませんでした。もったいないレースになってしまいました」とのコメントがありました。田中剛調教師は「テンションが高かったですね。いったん山元ＴＣに放牧してガス抜きをしましょう」とコメントしています。 ■ 18/08/05 新潟 燕特別 ８月５日(日)新潟９Ｒ・燕特別(芝2200ｍ)に54kg江田照男騎手で出走し、勝ち馬から１秒３差の７着、馬体重は前走から４kg減の474kgでした。スタートで立ち遅れてしまい、馬群後方での追走となりました。勝負所で外をとおってポジションを上げると、いい手応えで直線を迎えました。ところが直線では手応えの割に伸びはジリジリとしたもので、数頭抜いたところでゴールとなりました。 レース後、江田照男騎手からは「ゲートの中で変なハミの取り方をしてしまい、ガチャガチャしたところでゲートが開いたことにより、出遅れてしまいました。ペースが早くなったのは本馬にとって良かったものの、伸びはもうひとつでした。もうひと踏ん張りが欲しかったですね」とのコメントがありました。 ■ 18/06/03 東京 ホンコンジョッキークラブＴ ６月３日(日)東京９Ｒ・ホンコンジョッキークラブトロフィーに54kg江田照男騎手で出走し、勝ち馬から０秒６差の８着、馬体重は前走から変わらず478kgでした。スタートの出がもうひとつで、後方からの競馬となりました。直線に入ってからも巻き返す脚はつかえず、後方のままでレースを終えています。 レース後、江田照男騎手からは「上に伸びあがるようなスタートになってしまい、出てくれませんでした。また、背腰がしっかりしていないこともあり、ダッシュができませんでした。最後はよーいドンの競馬になってしまったこともあり、着順をあげられませんでした。まだ気持ちに幼さがあり、余計なことをするのがネックですね」とのことで、田中剛調教師からは「レース後、硬さがでるとおもいますので、いったん山元ＴＣに放牧しましょう。放牧後の様子をみて、次走を決めましょう」とのコメントがありました。 ■ 18/05/19 新潟 早苗賞 ５月19日(土)新潟10Ｒ・早苗賞(芝1800ｍ)に56kg吉田隼人騎手で出走し勝ち馬から０秒６差の６着、馬体重はマイナス６kgの478kgでした。スムーズにゲートを出ると道中は中団で流れに乗りました。ポジションは変わらず勝負所を迎え、直線では外に進路を取り追い込みを図ります。鞍上のゴーサインに反応して伸びを見せましたが、前も止まらず上位争いには加われませんでした。
レース後、吉田隼人騎手からは「ゲートの入りが悪く、中でもうるさくしていました。調教で跨りましたが、乗り手に反抗する面がありレースでも出てしまいました。まだ３歳ですしこれから良くなっていくと思います」とコメントがありました。■ 17/12/24 中山 新馬 12月24日(日)中山５Ｒ・芝2000ｍ戦に55kg江田照男騎手で出走して、新馬勝ちを飾っています。馬体重は484kgでした。五分のスタートを切ると、中団前めの外につけました。３コーナー過ぎからじわじわと押し上げていくと、直線入口では先頭に並んできました。残り150ｍ付近で先頭に躍り出ると、２着馬に１馬身１/４差つけてゴールに飛び込みました。勝ち時計は２分６秒２でした。 レース後、江田照男騎手は「乗り味は非常にいいのですが、まだまだ緩いので、これからの馬という印象を受けました。それでも勝てるのですから、今後が本当に楽しみですね」とのことで、田中剛調教師からは「はじめはマイル戦でデビューさせようと思っていましたが、緩さがあり、ジワッと脚を使うタイプですので、芝2000ｍ戦という設定が良かったと思います。レース後の状態をみて、続戦、放牧を検討しましょう」とのコメントがありました。
